東京・府中市にある、府中郷土の森。
その府中郷土の森公園内に、「交通遊園」があります。
交通と名のつく通り、横断歩道や信号のある公園の中に消防車、バス、SL機関車があったり、一回100円のゴーカート以外は、無料で楽しめる遊び場スポットです。
もうすぐ3歳になるときに、2歳の息子を連れて行ってきました。
初めて行くので、駐車場に少し迷いましたが、「色々便利でここ使ってよかった!」と思う場所を利用できたので、利用した無料の駐車場のおすすめポイントなども一緒にご紹介します。
府中・交通公園へのアクセス
「交通遊園」は府中郷土の森公園のエリア敷地内にある東京都府中市立の遊園です。
府中郷土の森公園の中には、野球場や、サッカー場、そして「府中郷土の森博物館」もあります。
「府中郷土の森博物館」は、プラネタリウム・博物館、水遊び場の他にも、梅園やアジサイでも有名な、入場料も安く楽しめるスポットですね。
少し分かりにくいのですが、「府中郷土の森公園」という大きな大きな公園のなかに、「交通遊園」や「府中郷土の森博物館」も含まれている、というイメージです。
目印としては、メジャーである「府中郷土の森博物館」の入り口を目指していくと分かりやすいです。
「府中郷土の森博物館」から、「交通遊園」まで入口から歩いて5~6分位で着きました。
府中・交通遊園の無料おすすめ駐車場
駐車場は、郷土の森公園に何ヵ所かあります。詳しくは、こちらの地図を。
「P」(駐車場)の数は多めですが、近くに野球場・サッカー場などもあるため、土日休日はすぐうまることも多いようです。
私たちが行ったのは、郷土の森博物館のすぐ近く、入口左手にある大型駐車場。
(地図上の黄色のマルの場所、交通遊園までの道も黄色で矢印つけています)
「交通遊園」に一番近い駐車場ではありませんが(でも徒歩5~6分圏内です)、結果的にここを利用して便利でした。次に行くときも、同じくこの駐車場を利用したいと思います。
平日(金曜の午後)に行ったこともあり、かなりガラガラでした。入れないと困るので、空いててよかった!
もし空いていなくても、近いので、別の駐車場に移動も可能です。
※なお、交通遊園の一番近い「P」表示のある場所(地図の右下)は、期間限定のようで、行ったときは閉鎖されていました。要注意です。
以下で、私が利用した駐車場のおすすめのポイントをご紹介します。
交通公園近く・ランチできるレストランが隣接
この駐車場の隣にある「府中郷土の森観光物産館」内のレストラン(ことみ食堂)で食事をしたのですが、こちらも近くて便利です。
交通遊園よりもきれいなトイレが近い
レストランのある建物内のトイレもとても綺麗です。おむつ替えスペースや、授乳室もありました。
ちなみに、「交通遊園」のトイレは古くて狭いです・・・。学校トイレのようなイメージ。
オムツ替えスペースもなく、特に小さな子供がいる場合、こちらのトイレの方が便利で快適です。
府中郷土の森前・隣に小さな広場がある
レストランのある建物の前には、小さな広場があり、ぞうさんのすべり台もあったりで、ちょっとした公園になっています。
時間を少しつぶしたいとき、子どもが運動したり、時間を過ごすのに最適。
うちの息子は、ランチを食べた後、交通遊園に行く前に、この広場で遊んでいた他の子と一緒に走りまわって、かなり満喫していました。
交通遊園までの遊歩道も歩きやすい
郷土の森博物館入口から、交通公園までの道を歩きましたが、平坦で、とても広い遊歩道なので、ベビーカーでも移動は簡単です。(約5~6分ほど)
また、途中でカモなどがいる池もあったり、子どもも生き物を見て喜んでいました。
ちょっとした散策気分を味わえます。歩いても近い遊歩道ですが、ゆっくりと歩いたり立ち止まって楽しむのもいいですね。
交通遊園ってこんな所
一見、普通の公園のなかに、実は、以前は実際に使われていた、SL機関車・消防車・路線バス・電車等が展示されています。
公園の中に、ブランコの隣に、自然な感じで「消防車」が置いてあり、初めて来るとかなり新鮮です。
消防車は自由に触ることができ、息子はホースなどを触って大満足。
バスは中に入れて、運転席にも座れるし、降りますボタンも押せたり、リアル体験が満載です。
府中・交通遊園の入園・駐車場は無料
何といっても、駐車場も無料かつ、交通遊園も無料で楽しめるのが嬉しいところ。
有料となるゴーカートも一周100円で格安です。
府中・交通公園の見どころ【無料】
見所は、やっぱり、リアルな乗り物たち!
消防車や、バス、SL機関車など、古くはなっていても、現役で活躍していた乗り物が、手に触れられて、一部は中まで入れて、座席に乗れたり。大興奮です。
こちらで紹介している料金の記載のないものは、全て無料です。
バス
実際のバスそのものです。(京王バスです)
運転席にも座れるし、リアルに本当のバスそのままなので、子どもは、「降ります」ボタンを押したり(音は出ません)、乗り放題で嬉しそうです。
うちの息子と、バスで一緒に運転手さん、お客さんごっこをしてくれた少し年上の(5歳くらいの)女の子もいました。
「次はどこに行きますか?」「次、降ります!」「ご乗車ありがとうございました!」など、二人で何度も何度もバスに乗って楽しそうにしていました。
交通遊園は男の子が多いイメージでしたが、女の子もたくさん遊びに来ていました。
消防車
息子の一番のお気に入りだった、消防車。
中には入れないのですが、車の後ろに少し上がれるステップのような段があって、そこを行ったりきたりして、遊んでいました。
緊急車両としてのスペシャル感と、普段は見るだけの消防車に、自由にさわったりできて、満足げでした。
ただ、やはり、古いは古いです。一部は壊れかけている部分も。
柵もなく、自由に触れる反面、車体の保護はあまりされていない感じなので、これはしょうがないかな。子供にとっては、古くても、実際にさわれる方が嬉しいんだろうと思います。
SL機関車
これ、かなり大きいので迫力あります。
階段にのぼって、少し中を見られます。珍しいので、大人でも一見の価値ありですね。
うちの息子は、電車より車派なので、一度見たら「もういいよ~」という感じでしたが。もし、電車好きだったら、かなり食いつくと思います。
横断歩道や信号
交通遊園というだけあって、公園内に、横断歩道や信号があります。
「あ、信号が青になったから、手を挙げて渡ろうねー」など、交通ルールを守るのに、いい勉強になりますね。普段、実際の道路では危険回避に必死で、なかなか余裕ないので…。
2歳の息子は、教えようとしても案の定、信号無視ばかりで走りまわってばかりでしたが。
足踏みカート(無料)
自分の足でこげる無料の足踏みカートがあります。
園内を走れます。(この時にも信号や横断歩道などで止まったり、という練習もできそうですね)
平日でしたが、時間によっては全て貸し出しされて、順番待ちのこともありました。
でも数台あるので、順番をまっていれば乗れます。
息子は、まだ少しペダルをこぐのが難しいのか、あまり興味を示さず少しだけ乗って終わりました。
親が後ろから押すこともできるので、気に入ったら小さいお子さんでも乗れると思います。
府中・交通遊園のゴーカート【有料】
基本は、無料でも楽しめる交通公園ですが、一部有料なものもあります。
有料とはいっても、お財布に優しく楽しめるものばかりです。
まずは、1回1周100円のゴーカートのご紹介。
コース全長は330メートル(1周の所要時間1分30秒)です。
ゴーカート(1周100円)の種類
ゴーカートは、ガソリン車と、電気自動車かを選べます。(ガソリン車は「ゴーカート」、電気は「電気自動車」と表示されています)
見かけやコースはあまり変わりませんが、乗り心地などが違いました。
共に1回(1周)100円です。我が家は、ゴーカートは、ガソリン車と、それぞれ1回ずつ乗りました。(2周(200円)、3周(300円)のチケットもありました。)
コースも長くて満足感があります。
特に身長制限はないようです。息子は100センチ未満でしたが、幼児でも親の付き添いがあれば、乗れました。
ゴーカート(ガソリン)と電気自動車の違いは?
- ガソリンのゴーカート:ガタガタ揺れるので、リアルに本格的に楽しみたい方におすすめ。少し、ガソリンくさい。
- 電気自動車:ガソリンよりも乗り心地が良い。匂いもなく、快適に乗りたい方におすすめ。
コースは両者とも一緒です。乗り場は分かれていますが、すぐに合流して同じコースを走ります。終わるときの降り場も最後のみ分かれます。
ハンドルは、2人乗りには、両方ついていますが、連動しているので、親が動かせば、子どもの方もそれにつられる感じです。子供もハンドルを持てるので、気分は味わえますね。
1人乗りか2人乗りか、年齢で異なる
幼児の場合は、1人乗りには乗れず、親と一緒に「2人乗り」一択です。(1周につき100円)
年齢によって、乗れるケースが異なるので、兄弟などがいる場合はご注意ください。
以下、写真にも載っている、年齢についての表記です。小学校2年生以下と3年生以上~中学生で分かれているようです。
ゴーカート(ガソリン車)の年齢制限
- 1人乗り:小学校3年生以上中学生まで
- 2人乗り:小学校2年生以下の児童(幼児)と20歳以上の保護者(未成年者の同乗はできません)
- 小学生・中学生の2人乗りや、大人の2人乗りはできません。
電気自動車(電気のゴーカート)の年齢制限
- 1人乗り:小学生まで
- 2人乗り:小学生まで(必要に応じて保護者同伴)
ガソリンのゴーカートに比べてざっくり表記ですが、券売機(共通)のところには以下の表記も。
- 1人乗り:小学校3年生以上中学校3年生以下の方は1人乗り(高校生の乗車はできません)
- 2人乗り:小学校2年生以下の児童(幼児)の方は、安全のため20歳以上の保護者と2人乗りしてください。
(↑ガソリン車も電気自動車も共通かもしれません)
詳細は、係員の方などにご確認を。
ゴーカートの係員の方は、年配のおじさま方で、小さな息子にも優しかったです。
100円を入れると動く小さな電気自動車(カート)
ゴーカート乗り場のすぐ隣に、100円をその場で入れて、動く小さな電気自動車(カート)もあります。他の遊園などでもよくある子供一人乗りのやつですね。
消防車やパトカーなど、いくつの種類があるため、「今度はコレ!」と言われ、車を替えて3回くらい乗りました。
親からすると、大きいゴーカートの方が、同じ100円でもお得感がありますが、リピートのしやすやで、ついつい、このミニっこの車たちを乗ることになり、3回乗ることに・・・。
最後は、「また、大きいゴーカートに乗りに行こう」と誘うと、「乗る!」と言って、なんとか納得させて終わりにできました。
わが家がかかったお金
ゴーカート100円×2回、小さな電気自動車(カート) 100円×3回で合計500円。
無料の公園ですが、乗り物にも乗れて、親子で500円で楽しめるのはやはり安いです。
息子が少し大きくなったら、またぜひ行ってみたいと思います。
特に、ゴーカート1周100円は、かなりおすすめですね。遊園地など行くと数百円はする乗り物が、100円で楽しめます。
まとめ
府中・交通遊園は、無料で楽しめる乗り物もたくさんあり、子どもは大満足でした。
気になった方、ぜひ交通遊園にお出かけになってみてくださいね!
郷土の森の隣接のレストランの「ことみ食堂」でランチした詳細はこちらをどうぞ。